結論を先に書きます。Week 21(2026 年 5 月 18〜22 日)は、日経平均が週半ばに 5 万 9 千円台まで下げたあと 6 万 1 千円台へ戻し、ドル円は 159 円台に進み、米 10 年金利は 4.5% 台で高止まりした週でした。Week 20 の「金利が上がる方向に揃った週」を引き継ぎ、国内株は週半ばに下げてから戻し、為替は円安、米株は底堅さを保つ、というややねじれた cold 寄りの週です。
「国内株は下げ、米国株はそこそこ、円は安い」が同居すると、つみたて画面と為替アプリを交互に開く時間が増えがちです。煽らず、急がせず。数字を並べます。
今週の数字(2026 年 5 月 22 日時点)
公開記録から言えるのは
このサイトでは、こういう調整の週に出やすい慌てた動きを、次の 3 つに分けて整理します。
- 破滅型:日経の下げを「絶好の押し目」と判断し、生活防衛資金まで個別株に振り向ける
- 忖度型:金曜の夕方に担当者へ電話して「どうすればいいですか」を委ねる
- 狼狽型:金曜夜につみたて NISA を停止して、月曜の朝に再開を申し込む
似た衝動が湧いた人は、判断ではなく観察の局面に戻したほうが整います。サウナで言えば、外気浴ベンチで「次どこに動こうか」と頭を回し続けると、ととのいが立ち上がらない感覚に近いです。
三相で見ると
日経が下げる週ほど、つみたて設定は触らない。値動きが大きいほど自動買付の平均化が効く。
円安は外貨建て配当の追い風。ただし為替益狙いで比率を変えると円高反転で逆回転。配当は累積入金額で見る。
家計簿で5月の支出推移を眺める時間。動いた残高は週末「見るだけ」に。
来週の論点
- 日経平均の調整の下げ止まり水準
- ドル円 160 円接近時の為替介入観測
- 米 10 年金利が 4.5% 台を維持するか、6 月 FOMC 前の物価指標待ち
どれも個別判断になります。「金利が上がる → 株が下がる」が機械的に成立し続ける週ばかりでもないので、結論は急ぎません。
本記事は情報提供であって、特定の金融商品の購入・契約を勧めるものではありません。2026 年 5 月時点の制度・指標を前提としています。
国内株の調整がどこで止まるか。来週はその下げ止まり水準を、淡々と見ます。続きは Week 22 の記録 に置いておきます。
訂正(2026 年 9 月 8 日・9 月 9 日に追記)
公開当初、日経平均を「5 月 21 日終値 53,604 円」と記載していました。これは誤りです。 正しくは 61,684 円でした(Yahoo Finance の日次終値・2026 年 9 月 9 日に取得して確認)。
この週の実際の値動きは次のとおりです。
| 日付 | 日経平均 終値 |
|---|---|
| 5/15(前週末) | 61,409 円 |
| 5/18 | 60,816 円 |
| 5/19 | 60,551 円 |
| 5/20 | 59,804 円 |
| 5/21 | 61,684 円 |
| 5/22 | 63,339 円 |
⚠️ 記事の見立て自体も、一部 直しました。「調整局面が続く」と書きましたが、 週の安値は 5/20 の 5 万 9 千円台で、週末にかけては戻しています(前週末比では上げて終わった週でした)。 数字カードの向きも「下げ」から「横ばい」に改めています。
なぜ 109 日も気づかなかったかも書いておきます。この記事は、独立した監査役を置く前 (2026 年 7 月 13 日より前)に公開したもので、数字を記録と機械的に突き合わせる工程がありませんでした。 今回それを作って 16 本すべてに当て、記録の幅から大きく外れていたのはこの 1 件でした。
⚠️ 訂正の過程でも、こちらが一度 間違えています。9 月 8 日の最初の訂正では 「5 月 21 日の終値は手元の記録からは特定できない」と書き、確認できる別の日の値に差し替えました。 手元の記録だけを見て、外から取り直すという選択肢を検討していませんでした。 翌 9 日に取り直したところ、無料で公開されている日次データにその日の終値がそのまま残っていました。 ∴ この節も書き直しています。「分からない」と書く前に、取りに行けるかを先に確かめる—— これはこの記事に限らず、こちらの手順の側の反省です。
記事の本文は、この訂正を除いて当時のまま残しています(誤りを消さずに残すのが、この記録の書き方です)。