結論を先に書きます。Week 21(2026 年 5 月 18〜22 日)は、日経平均が週半ばに 5 万 9 千円台まで下げたあと 6 万 1 千円台へ戻し、ドル円は 159 円台に進み、米 10 年金利は 4.5% 台で高止まりした週でした。Week 20 の「金利が上がる方向に揃った週」を引き継ぎ、国内株は週半ばに下げてから戻し、為替は円安、米株は底堅さを保つ、というややねじれた cold 寄りの週です。

「国内株は下げ、米国株はそこそこ、円は安い」が同居すると、つみたて画面と為替アプリを交互に開く時間が増えがちです。煽らず、急がせず。数字を並べます。


今週の数字(2026 年 5 月 22 日時点)

日経平均
61,684
→5/21 終値。週半ばに 5 万 9 千円台まで下げてから戻した。⚠️ 公開当初は「53,604 円」と記載していましたが誤りでした(記事末の訂正を参照)
S&P500
7,433
→高値圏で値固め(5/20終値)
USD/JPY
159.2
▲157後半→159台(円安)
米10年金利
4.57%
→4.5%台で高止まり
▲は上昇、▼は下落、→は横ばいです。2026年5月22日時点/最新値は各自確認してください

公開記録から言えるのは

このサイトでは、こういう調整の週に出やすい慌てた動きを、次の 3 つに分けて整理します。

  • 破滅型:日経の下げを「絶好の押し目」と判断し、生活防衛資金まで個別株に振り向ける
  • 忖度型:金曜の夕方に担当者へ電話して「どうすればいいですか」を委ねる
  • 狼狽型:金曜夜につみたて NISA を停止して、月曜の朝に再開を申し込む

似た衝動が湧いた人は、判断ではなく観察の局面に戻したほうが整います。サウナで言えば、外気浴ベンチで「次どこに動こうか」と頭を回し続けると、ととのいが立ち上がらない感覚に近いです。


三相で見ると

冷COLD / 積立

日経が下げる週ほど、つみたて設定は触らない。値動きが大きいほど自動買付の平均化が効く。

熱HOT / 配当

円安は外貨建て配当の追い風。ただし為替益狙いで比率を変えると円高反転で逆回転。配当は累積入金額で見る。

外CHILL / 観察

家計簿で5月の支出推移を眺める時間。動いた残高は週末「見るだけ」に。


来週の論点

  • 日経平均の調整の下げ止まり水準
  • ドル円 160 円接近時の為替介入観測
  • 米 10 年金利が 4.5% 台を維持するか、6 月 FOMC 前の物価指標待ち

どれも個別判断になります。「金利が上がる → 株が下がる」が機械的に成立し続ける週ばかりでもないので、結論は急ぎません。


本記事は情報提供であって、特定の金融商品の購入・契約を勧めるものではありません。2026 年 5 月時点の制度・指標を前提としています。

国内株の調整がどこで止まるか。来週はその下げ止まり水準を、淡々と見ます。続きは Week 22 の記録 に置いておきます。


訂正(2026 年 9 月 8 日・9 月 9 日に追記)

公開当初、日経平均を「5 月 21 日終値 53,604 円」と記載していました。これは誤りです。 正しくは 61,684 円でした(Yahoo Finance の日次終値・2026 年 9 月 9 日に取得して確認)。

この週の実際の値動きは次のとおりです。

日付日経平均 終値
5/15(前週末)61,409 円
5/1860,816 円
5/1960,551 円
5/2059,804 円
5/2161,684 円
5/2263,339 円

⚠️ 記事の見立て自体も、一部 直しました。「調整局面が続く」と書きましたが、 週の安値は 5/20 の 5 万 9 千円台で、週末にかけては戻しています(前週末比では上げて終わった週でした)。 数字カードの向きも「下げ」から「横ばい」に改めています。

なぜ 109 日も気づかなかったかも書いておきます。この記事は、独立した監査役を置く前 (2026 年 7 月 13 日より前)に公開したもので、数字を記録と機械的に突き合わせる工程がありませんでした。 今回それを作って 16 本すべてに当て、記録の幅から大きく外れていたのはこの 1 件でした。

⚠️ 訂正の過程でも、こちらが一度 間違えています。9 月 8 日の最初の訂正では 「5 月 21 日の終値は手元の記録からは特定できない」と書き、確認できる別の日の値に差し替えました。 手元の記録だけを見て、外から取り直すという選択肢を検討していませんでした。 翌 9 日に取り直したところ、無料で公開されている日次データにその日の終値がそのまま残っていました。 ∴ この節も書き直しています。「分からない」と書く前に、取りに行けるかを先に確かめる—— これはこの記事に限らず、こちらの手順の側の反省です。

記事の本文は、この訂正を除いて当時のまま残しています(誤りを消さずに残すのが、この記録の書き方です)。