結論を先に書きます。Week 24(2026 年 6 月 8〜12 日)は、米株が 3 月以来となる週間下落となり、S&P500 は 7,266、日経平均は 6 万 4 千円台へ反落、ドル円は 160 円前後、米 10 年金利は 4.5% 台まで戻した週でした。Week 23 の最高値圏から一転、温まりすぎた相場が冷えにいった形です。cold 寄りの一週間でした。

きっかけは数字に出ています。米国の卸売物価(PPI)が 2022 年末以来の伸び、5 月の雇用統計も強め。利下げが遠のくとの見方が金利を押し上げ、ハイテク中心に評価が縮みました。


今週の数字(2026 年 6 月 11 日時点)

日経平均
64,217
6万7千円台から反落(6/11終値)
S&P500
7,266
3月以来の週間下落(6/11終値 7,266.99)
USD/JPY
160.1
160 円前後、介入観測の水準が続く
米10年金利
4.5%台
PPI・雇用統計で 4.4% 台から上昇
2026年6月11日時点/最新値は各自確認してください

公開記録から言えるのは

下げの週ほど、各社の窓口やコールセンターへの相談・問い合わせは静かに増える、と過去の下落局面では報じられてきました。公開記録を並べると、繰り返し見えてくるのは次の 3 つです。

  • 破滅型:先週の含み益を取り戻そうと、生活防衛資金まで動かす
  • 忖度型:「ここで売るべきですか」を担当者に委ねに来る
  • 狼狽型:怖くなって、つみたて NISA を止めてしまう

どれも下げた数字に引っ張られています。ですが、3 月以来の下落といっても、止めなかった人の積立はこの週も淡々と一口を買い増しています。下落局面で手を止めなかった人ほど、あとで多くの口数を残せます下げ相場で何もしないで書いたとおりです)。サウナで言えば、熱気で温まりきったあと、水風呂に飛び込む局面に近い。身構えるより、淡々と入ったほうが整います。


三相で見ると

COLD / 積立

下げの週こそ、つみたて設定は触らない。安く一口を仕込める週、と見れば呼吸が整う。

HOT / 配当

配当はこの週も入金される。株価の上下と入金額は別物として測る。

CHILL / 観察

家計簿で支出を締める時間。縮んだ残高は週末『眺めるだけ』にとどめる。


来週の論点

  • 6 月 FOMC を前に、米 10 年金利が 4.5% 台で止まるか、さらに上方向へ振れるか
  • ドル円 160 円台での為替介入観測と、円換算評価額の振れ
  • 日経平均が 6 万 4 千円台で下げ止まるか、押し目買いで戻すか

どれも個別判断になります。「下げ → 買い増し」も「下げ → 様子見」も、機械的に正解が続く週ばかりではないので、結論は急ぎません。


本記事は情報提供であって、特定の金融商品の購入・契約を勧めるものではありません。2026 年 6 月時点の制度・指標を前提としています。

冷えた週ほど、判断は減らして、観察を増やす。来週も淡々と数字を置きにいきます。