結論を先に書きます。Week 26(2026 年 6 月 22〜26 日)は、半導体株の急落をきっかけに日経平均が 7 万円を割り込んだ一週間でした。Week 25 が史上最高値の頂点だったのに対し、今週はメモリ関連を中心に世界の半導体株が崩れ、米国でも「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる大型ハイテクから資金が抜けました。ドル円は 161 円台の円安が続いています。サウナで言えば、熱気で温まりきった頂点から、水風呂に飛び込んだ局面に近い。cold 寄りの一週間です。
きっかけは半導体でした。6 月 23 日、メモリ大手の株が 10% 超下落し、関連銘柄に売りが波及したと報じられています。日本でも同じ日に日経平均が 前日比 2,565 円安の 6 万 9,788 円 で引け、終値での 7 万円割れとなりました。下げ幅は過去 5 番目の大きさと伝えられています。米国では、メモリ価格の上昇を受けて一部の大型ハイテクが製品値上げを迫られ、週内に大きく下げる場面がありました。週の後半は、半導体大手の決算が市場予想を上回り、いったん買い戻しも入っています。
今週の数字(2026 年 6 月 25 日時点)
数字は丸めています。最新値と正確な終値は、記事末の公開情報で各自ご確認ください。
公開記録から言えるのは
下げの週には、人のお金の温度が急に下がります。高値の翌週に訪れる調整局面で、過去の公開記録から繰り返し見えてくる崩れ方は、次の 3 つです。
- 破滅型:下げを「安く買える好機」と捉えすぎて、生活防衛資金やレバレッジまで動員して買い向かう
- 忖度型:「今売るべきか、買い増すべきか」を、誰かに決めてもらいに行く
- 狼狽型:先週まで最高値だった残高が削れて怖くなり、つみたて自体を止めてしまう
先週の頂点で増額に走った人ほど、今週の下げは堪えます。ですが、設定を触らなかった人のつみたては、頂点でも今週の調整でも、淡々と同じ一口を買っているだけです。下げ相場で何もしないが効くのは、こういう週です。慌てて操作した分だけ、たいてい高値づかみと狼狽売りが増えます。
三相で見ると
7 万円割れでも、つみたて設定はいじらない。『下げたから一括で買い増し』は、生活防衛資金を削る誘惑になりやすい。淡々と一口。
評価益が削れても、配当の入金は相場と無関係に届く。残高の増減でなく、累積の入金記録のほうを見る。
6 月の家計簿を締める時間。減った残高は週末『眺めるだけ』にとどめ、慌てて操作しない。
来週の論点
- 半導体・メモリの調整が、過熱の一時的な冷却で済むか、トレンドの転換まで進むか
- 大型ハイテクの値上げが象徴するメモリ高が、業界全体の採算にどう響くか
- ドル円 161 円台での円安と、円換算評価額の振れ
どれも個別判断になります。「7 万円割れ → 買い場」も「7 万円割れ → 様子見」も、機械的に正解が続く週ばかりではないので、結論は急ぎません。2026 年 6 月時点の数字を、観察記録として置いておきます。
参考(公開情報)
本記事は情報提供であって、特定の金融商品の購入・契約を勧めるものではありません。指標は 2026 年 6 月 25 日時点の公開情報に基づき、丸めた数値です。
頂点の翌週は、たいてい水風呂です。冷たさに驚いて飛び出すか、数を数えて落ち着いて出るかで、ととのい方が変わります。来週も淡々と数字を置きにいきます。